パプリカは赤ピーマンとは違うです!
赤ピーマンは、ナス科トウガラシ属の植物で、原産地は中南米の熱帯地方です。
私たちが普段食べているピーマンは緑色ですが、これは未熟な状態で収穫されたもので、完熟すると、中に含まれるカプサンチンという赤い色素が増えて赤ピーマンになります。
苦味や青くささがあるため、加熱料理で使うこと多いです。独特な香りしますが、ピーマン嫌いのお子さんもいますが、ピーマン大好きな方もいますね!
ビタミンCの量は100g中76mgと豊富で、βカロテン当量も100g中400μg含まれています。
パプリカは、植物学的にはトウガラシと同じ仲間で、ピーマンに比べてサイズが大きくて肉厚で甘味がある大型種です。
果実の色は、未熟果では緑色をしていますが、完熟すると品種によって赤やオレンジ、黄、紫、白、茶、黒、緑などカラフルな色になります。赤はカプサンチン色素、黄色はカロテノイド色素、紫はアントシアニン色素によって発色します。
パプリカは苦味や青臭さが無く、果物のような甘味があるため、サラダやマリネなど生で食べても美味しいです。また、炒め物などに入れると、彩りも鮮やかで甘味もアップします。
赤ピーマンに比べてビタミンCの量が2倍以上あります、赤パプリカはβカロテン当量も100g中1100μgと豊富です。
パプリカとピーマンは一週間ほど保存できます
保存する際は、水気をよくふいてから、乾燥しないようにビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
2021-09-29 11:08:31
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